金融引き締め

マクロコントロールの観点から銀行借入を抑えていることもあり、非銀行金融が活躍しているのだが、これが最も活躍しているといわれているのが浙江省であり、この義烏だ。しかしながら、非銀行金融(民間金融)は総じて高金利であり、これに耐え切れず失踪する人も出てきているという。
義烏市人民銀行のデータによると今年6月末における外貨預金残高は977.35億米ドルに達し、これは年初対比121.73億米ドル増、前年同時期比で19.4%増、貸出総額が68.11億元増加しており、これは前年同時期対比で16.49%増となっており、金融業務が猛烈なスピードで伸びている都市のひとつである。これに対応するために金融機関の誘致を図っており、実際に国内銀行がいくつか新たに拠点を構えている。
しかしながら、冒頭で書いたように、銀行借入が難しくなってきていることから、少なからず企業の資金繰りが苦しくなってきている。そのパターンとしては主に次の3つのタイプに分かれる。
(1)自己資金不足でありながら拡大を図った企業
(2)コスト増・利益減が激しい小企業
(3)開発プロジェクトの販売が思わしくない小体不動産企業
たまたま義烏市について紹介したが、他の都市でも同じような地域があるだろう。自社が大丈夫でも取引先はどうなっているのだろう。金融引き締めはいつまで続くのだろうか。
