上海の中古不動産市場が下落し始めた

 2008-06-17
  久しぶりの書き込みです。

  上海市の中心区域の中古不動産市場が下落し始めた。新築物件も下落してきていることからおのずと中古物件の下落にもつながっているのだが、中古不動産市場のここ最近の動きを見てみると物件によってはこの二ヶ月程度で10%以上も下落している。オーナーの意識も変化してきており、売買に当たって買い手側の税金まで負担するところが出てきている。状況は買い手市場だ。ある不動産仲介業者によると株式市場の下落により、一部のオーナーが損失をこうむり、資金を回していくために不動産を現金に買える必要が生じてきていることから、不動産価格を下げてきているとの見方があるようだ。余裕資金で株式を購入していた場合、損失が出てもあらたに資金を必要としないことから、借入資金で株式投資をしていた人が結構いるのかもしれない。不動産と株式の下落、隣国日本でも起こったのと同じ出来事だが、どの程度まで進んでいくのだろうか。

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プロフィール

呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)

Author:呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)
1992年3月 神戸大学経営学部卒業。
1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2002年11月 三井住友銀行上海支店へ駐在。
2003年1月 キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣。
2005年1月 日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い同社副総経理に就任。

住友銀行入行後、ほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化し現在に至る。

日中経済貿易センターJCCNETコメンテーター
財団法人海外職業訓練協会(OVTA)国際アドバイザー

経歴と全く関係ないが週に一度のキックボクシングの練習は欠かせない。

主な執筆
「呉明憲コンサルタントのナレッジストリーム「(『bros』)
「中国税関実務AtoZ」(『The DailyNNA』(中国総合版))
「中国における企業再編」(『bizpresso』)
日綜(上海)投資コンサルティング会員向けニュースレター(JRIS NEWS、一問一答)
週刊エコノミスト2008年4月8日号(高齢化社会の到来で注目のシルバー産業)
週刊エコノミスト2008年8月5日号(ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態)
週刊エコノミスト2008年11月4日特大号(ネット通販の商品を職場で受け取る中国人)

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