格差社会

 2008-05-08
  過去に何度か給与関係の記事を掲載したことがあるが、今回もまた給与関係について書き込むことにする。上海市総工会が発表した2007年従業員状況調査報告というものによると、2008年上海市従業員平均給与は34,707元に達しており、この数値自体は3月26日付の記事(賃金上昇中!)で既にご紹介している通りである。そしてこの数値とともに月間収入が2000元以下の従業員比率が58.1%にまで下がっていることが紹介されている。2002年時点ではこの比率は83.2%あり、そのときと比べると25.1ポイント下がってきているので、収入水準は大きく上昇しているといえるだろう。しかしながらあらためて思うのは月収2000以下の従業員比率が58.1%、つまりまだ半数以上いるということで、一方でものすごい金額の収入(万元単位)を得ている人もかなり増えてきているはずだ。その結果、収入格差自体はますます、いやかなり拡大していっているような気がする。日本でも格差社会が云々という話があるが、中国と比べれば全然可愛いものだ。

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プロフィール

呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)

Author:呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)
1992年3月 神戸大学経営学部卒業。
1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2002年11月 三井住友銀行上海支店へ駐在。
2003年1月 キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣。
2005年1月 日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い同社副総経理に就任。

住友銀行入行後、ほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化し現在に至る。

日中経済貿易センターJCCNETコメンテーター
財団法人海外職業訓練協会(OVTA)国際アドバイザー

経歴と全く関係ないが週に一度のキックボクシングの練習は欠かせない。

主な執筆
「呉明憲コンサルタントのナレッジストリーム「(『bros』)
「中国税関実務AtoZ」(『The DailyNNA』(中国総合版))
「中国における企業再編」(『bizpresso』)
日綜(上海)投資コンサルティング会員向けニュースレター(JRIS NEWS、一問一答)
週刊エコノミスト2008年4月8日号(高齢化社会の到来で注目のシルバー産業)
週刊エコノミスト2008年8月5日号(ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態)
週刊エコノミスト2008年11月4日特大号(ネット通販の商品を職場で受け取る中国人)

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