2008年上海市貸付投入手引

 2008-05-07
  中国人民銀行上海総部が《2008年上海市貸付投入手引》を発表し、各金融機関に不動産関連貸出しを厳格にコントロールするような内容となっている。
《手引》では貸出しの種類を次のように青、緑、黄、赤の4つに分類している。

貸付投入傾斜類
農業生産
産業学業助成
新型産業
貸付投入支持類
長江デルタ一体化
ハイテク産業
中小企業
消費貸付
重大プロジェクト建設等
貸付投入慎重類
貸付投入制限及び禁止類

  そして、外商投資企業が注目すべき点としては「赤色」貸付投入制限及び禁止類の中に外資の不動産分野投資への貸付が含まれている点だ。《手引》を紹介している記事には多くを触れていなかったが、あえて「外資の不動産分野投資」を「赤色」に分類しているのは何か意味があるのだろう。マクロコントロールを図っている中においては金額が大きい、明らかな投機目的、そういったことを想定しているのだろうが、真面目にやっている会社からすると全く持って迷惑な話だ。

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プロフィール

呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)

Author:呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)
1992年3月 神戸大学経営学部卒業。
1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2002年11月 三井住友銀行上海支店へ駐在。
2003年1月 キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣。
2005年1月 日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い同社副総経理に就任。

住友銀行入行後、ほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化し現在に至る。

日中経済貿易センターJCCNETコメンテーター
財団法人海外職業訓練協会(OVTA)国際アドバイザー

経歴と全く関係ないが週に一度のキックボクシングの練習は欠かせない。

主な執筆
「呉明憲コンサルタントのナレッジストリーム「(『bros』)
「中国税関実務AtoZ」(『The DailyNNA』(中国総合版))
「中国における企業再編」(『bizpresso』)
日綜(上海)投資コンサルティング会員向けニュースレター(JRIS NEWS、一問一答)
週刊エコノミスト2008年4月8日号(高齢化社会の到来で注目のシルバー産業)
週刊エコノミスト2008年8月5日号(ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態)
週刊エコノミスト2008年11月4日特大号(ネット通販の商品を職場で受け取る中国人)

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