履歴書の内容は本当かな?

 2008-04-16
  今日たまたま人事関係の雑誌が私の手元に届いた。特に送ってもらうように依頼しているわけではないが、このような雑誌のほかにも物流関係の雑誌も届いたりする。情報収集の一環としてできるだけ目を通すようにしている。その中でこんな記事を見つけた。世界最大の背景調査(background check)会社であるFirst Advantage社が2007年4月の調査したところによると中国での求職者の8.1%が履歴書に虚偽の情報を記載しており、そのうちの99%が学歴は職務経験に手を加えているとのことである。人材会社の人と情報交換をしたことがあるが、学歴については卒業証明書である程度把握することが可能である(卒業証明書の真偽も含めて)とのことだが、職務経験についてはなかなか難しいとのことである。あと他に聞こえてくる声としては前職でどの程度の給料をもらっていたかについて虚偽の申告をするケースがあるということである。要するに実際にもらっていた以上の金額を申告するそうである。本人にとっては駆け引きなのかもしれないが、わかってしまった場合の心象はかなり悪いだろう。日系企業の場合日本人の気質として嘘をつかれるということを極端に嫌うと思われるが、求職者も虚偽とまではいわないまでもある程度「お化粧」した履歴書を持参するケースはあるだろう。

  最近は個人が自分のブログ等である程度プライバシーをさらけ出しているケースも増えてきており、これを参考にしているケースもあるようだが、会社によってはこれらを自社で調べるのに限界があることから背景調査会社を利用しているところもあるようである。背景調査会社はさまざまなネットワークを駆使して学歴はもちろんのこと犯罪記録なんかも調べ上げるそうである。地場の派遣会社でもそのあたりを調べ上げるというところがあるそうだ。

  私自身は背景調査会社を利用しているという方に出会ったことはないが、皆さんは利用されたことがあるだろうか?もしあるのであればその感想を聞いてみたいと思う。


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プロフィール

呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)

Author:呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)
1992年3月 神戸大学経営学部卒業。
1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2002年11月 三井住友銀行上海支店へ駐在。
2003年1月 キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣。
2005年1月 日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い同社副総経理に就任。

住友銀行入行後、ほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化し現在に至る。

日中経済貿易センターJCCNETコメンテーター
財団法人海外職業訓練協会(OVTA)国際アドバイザー

経歴と全く関係ないが週に一度のキックボクシングの練習は欠かせない。

主な執筆
「呉明憲コンサルタントのナレッジストリーム「(『bros』)
「中国税関実務AtoZ」(『The DailyNNA』(中国総合版))
「中国における企業再編」(『bizpresso』)
日綜(上海)投資コンサルティング会員向けニュースレター(JRIS NEWS、一問一答)
週刊エコノミスト2008年4月8日号(高齢化社会の到来で注目のシルバー産業)
週刊エコノミスト2008年8月5日号(ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態)
週刊エコノミスト2008年11月4日特大号(ネット通販の商品を職場で受け取る中国人)

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