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中国の保健品市場

 2010-08-15
 中国の保健品市場規模は2002年自店は200億元程度に過ぎなかったのが2009年には911億元に達し、これは日本を抜いて世界第二位の市場規模となっており。今年は1000億元を超えるのは必至だ。ところが、保健品市場の秩序はそれほど良いとはいえない。保健品としての認可を取得していないにもかかわらず、保健品であるかのように広告している商品が極めて多いのだ。例として「華納牛頓納豆」という商品があるが、この商品は広告で有名教授、病院、有名人を使って、「脳卒中、心筋梗塞、溶血栓を防ぐ」と謳っており、心臓・脳血管の疾病のある人、高血圧・高血脂・高血糖の人、両親またはその前の代に心臓・脳血管の疾病のある人は「納豆」を食べましょうと謳っており、明らかにその効用を謳っているが、国家薬品化のt区管理局保健食品審査批准データバンクにはこの商品の情報がない、要するに違法広告を行っているのだ。今ではこのような広告は登場する側、ここでは有名教授、病院、有名人に対してまで罰則が加えれることになっていながら、アイも変わらない状況のようだ。しかしながら、この商品は北京保健品市場で唯一の「納豆」類製品で北京保健品広告市場の主役となっているという。これはあまりにも目立つからということで代表例として取り上げられているが、似たようなことを行っている商品は少なくないようだ。もちろん、ここまで明らかな違法とまでは行かないまでも、効用をにおわしているのではないかと疑われるギリギリの文句を使っている商品も多い。要するに、保健品市場というものが、規模こそ大きくなっているものの、まだまだ胡散臭いものも多いということだ。ということは、ここいらで胡散臭くない正統なものを投入するという考えが生まれてくるだろう。そうでなくてもマーケット自体は日本を上回っているのだ。実際、保健品に関する問い合わせも増えてきている。
 それはそうと、日本ならではの食品の代表格のひとつである納豆がここまで受け入れられているというのもちょっと意外な感じがしますね。
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プロフィール

呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)

Author:呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)
1992年3月 神戸大学経営学部卒業。
1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2002年11月 三井住友銀行上海支店へ駐在。
2003年1月 キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣。
2005年1月 日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い同社副総経理に就任。

住友銀行入行後、ほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化し現在に至る。

日中経済貿易センターJCCNETコメンテーター

経歴と全く関係ないが週に一度のキックボクシングの練習は欠かせない。

主な執筆
「呉明憲コンサルタントのナレッジストリーム「(『bros』)
日綜(上海)投資コンサルティングニュースレター(JRIS NEWS、一問一答)
週刊エコノミスト2008年4月8日号(高齢化社会の到来で注目のシルバー産業)
週刊エコノミスト2008年8月5日号(ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態)
週刊エコノミスト2008年11月4日特大号(ネット通販の商品を職場で受け取る中国人)

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