FC2ブログ

スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

外商独資企業の破産申請

 2010-06-28
 無錫で外商独資企業の破産申請が相次いでいるという。江蘇省無錫市濱湖区の法院(裁判所)によると、今年の5月あたりから3社の外商独資企業の破産申請があったという。新破産法が2007年6月から施行されているとはいえ、外商独資企業が破産申請するケースはあまり聞かれず、しかも3件も立て続けに申請が出されたのは異常値といえる。

 それもあり、裁判所は調査を行ったのだが、それによると、これらの企業は資産が少なく、土地は賃借で、そして破産後の従業員や資産の処理についてなんらないまま破産申請を提出しており、基本的には司法手順を利用して債務逃れを図ろうとしているものといえる。濱湖区裁判所では今のところこの3件の破産申請を受理していない。

 この3社の外商独資企業は、その債務が小さいところで500万元、大きいところで3000万元あり、共通点としては土地、工場建物が賃借で、基本的には資産が少なく、せいぜい一部の生産設備やラインを持っているだけで、しかもその多くが抵当に入っている。また、破産後の従業員の取り扱いに関する計画についてもほうったらかし、外商独資企業であるがゆえに、法人代表が国外にいたりして、裁判所も本人と会うことができず困っているという。

 裁判所が破産申請を受理しないことに対抗してか、企業側はその責任を政府側に押しつけようとしており、具体的には債権者や従業員をあおって政府に対して騒がせたりしているという。報道では外商独資企業とだけあり、どこの国の企業かわからないが、現象面から見るとかなり意図的な感じがする。

 わずか3社に過ぎないが、外資系でもこのような不義理をする企業もあることから、外資系だからといってその債権管理を甘く見てはならないといえるだろう。
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://gomeiken.blog35.fc2.com/tb.php/511-0ca20359
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)

Author:呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)
1992年3月 神戸大学経営学部卒業。
1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2002年11月 三井住友銀行上海支店へ駐在。
2003年1月 キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣。
2005年1月 日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い同社副総経理に就任。

住友銀行入行後、ほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化し現在に至る。

日中経済貿易センターJCCNETコメンテーター

経歴と全く関係ないが週に一度のキックボクシングの練習は欠かせない。

主な執筆
「呉明憲コンサルタントのナレッジストリーム「(『bros』)
日綜(上海)投資コンサルティングニュースレター(JRIS NEWS、一問一答)
週刊エコノミスト2008年4月8日号(高齢化社会の到来で注目のシルバー産業)
週刊エコノミスト2008年8月5日号(ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態)
週刊エコノミスト2008年11月4日特大号(ネット通販の商品を職場で受け取る中国人)

FC2カウンター

中国情報局ニュース

天気予報(中国)

天気予報(日本)

-天気予報コム- -FC2-

フリーエリア

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。