基準金利が今年6回目の引き上げ

 2007-12-21
人民元貸出の基準金利がまた上がることになった。なんと今年でもう6回目だ。しかしながら年初から比べると貸出金利で1%程度の引き上げにしかなっていない。金利引き上げの目的は過熱する不動産投資や株式投資を抑制することが目的なのだろうが、これだけ加熱する中で1年でたかだが1%前後の引き上げでどこまで景気抑制ができるのだろうか。その一方でビル建設は相変わらず行われている。来年に迫ったオリンピックや2010年の上海万博を控えて、建設のペースも落とすのは難しいだろう。やらなければならないが、押さえなければならない。難しい舵取りだろう。

  
 調整前利率
 調整後利率
 調整幅
 一、預金
 
 
 
   (一)普通預金
   0.81
   0.72
 ▲0.09
    (二)定期預金
 
 
 
           3ヶ月
   2.88
   3.33
  0.45
           6ヶ月
   3.42
   3.78
  0.36
           1年
   3.87
   4.14
  0.27
           2年
   4.50
   4.68
  0.18
           3年
   5.22
   5.40
  0.18
           5年
   5.76
   5.85
  0.09
二、各種貸出
 
 
 
           6ヶ月
   6.48
   6.57
  0.09
           1年
   7.29
   7.47
  0.18
           1年~3年
   7.47
   7.56
  0.09
           3年~5年
   7.65
   7.74
  0.09
           5年超
   7.83
   7.83
   0
 三、個人住宅積立金貸出
 
 
 
           5年以下
   4.77
   4.77
   0 
           5年超
   5.22
   5.22
   0


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プロフィール

呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)

Author:呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)
1992年3月 神戸大学経営学部卒業。
1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2002年11月 三井住友銀行上海支店へ駐在。
2003年1月 キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣。
2005年1月 日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い同社副総経理に就任。

住友銀行入行後、ほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化し現在に至る。

日中経済貿易センターJCCNETコメンテーター
財団法人海外職業訓練協会(OVTA)国際アドバイザー

経歴と全く関係ないが週に一度のキックボクシングの練習は欠かせない。

主な執筆
「呉明憲コンサルタントのナレッジストリーム「(『bros』)
「中国税関実務AtoZ」(『The DailyNNA』(中国総合版))
「中国における企業再編」(『bizpresso』)
日綜(上海)投資コンサルティング会員向けニュースレター(JRIS NEWS、一問一答)
週刊エコノミスト2008年4月8日号(高齢化社会の到来で注目のシルバー産業)
週刊エコノミスト2008年8月5日号(ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態)
週刊エコノミスト2008年11月4日特大号(ネット通販の商品を職場で受け取る中国人)

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