年末年始の資金調達は大丈夫ですか?

 2008-10-30
  輸入延払いの対応はすすんでますでしょうか?以前の記事(10月1日を境にした延払い登記の取り扱い基準)でもご紹介したとおり、輸入延払い規制は10月1日よりスタートするので、これが資金繰りに影響するのは年末年始あたりになります。本日はまだ10月の終わりなので、あと2ヶ月あると思う方も多いと思います。貿易外債枠の拡大ができるのが一番いいのですが、これができない場合は資金を捻出して貿易外債を作り出さないよう決済を行うということになります。資金捻出の方法のひとつとして銀行借り入れがありますが、ご存知のとおり外貨の調達は各銀行の外債枠の関係もあり期待薄であるといえるでしょう。次善の策として人民元の調達という方法がありますが、年末年始に向けて各企業が一斉に銀行に対して借入を申し出ることが予想されます。普段お付き合いされている日系銀行に貸出資金余裕を確認し、もしそれが難しいようであれば地場銀行に依頼せざるを得ません。この場合、従来から借入取引のある地場銀行が相手の場合はまだいいものの、初めて借入を申し出る場合は与信新規ということで審査に時間を要することが考えられます。また、既に借入取引のある地場銀行相手の借入申し出でも、最近の金融情勢を考えますと安心しすぎるわけにはいかないでしょう。年末までまだ2ヶ月あるというものの、あと2ヶ月しかないという気持ちで用意したほうがいいでしょう。

FC2Blog Ranking
ビジネスブログ100選
にほんブログ村 経済ブログ 世界経済へ
気に入っていただけたら、クリックお願いします!

コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://gomeiken.blog35.fc2.com/tb.php/148-b3f6351d
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)

Author:呉 明憲 (meiken@jris.com.cn)
1992年3月 神戸大学経営学部卒業。
1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。
2002年11月 三井住友銀行上海支店へ駐在。
2003年1月 キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣。
2005年1月 日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い同社副総経理に就任。

住友銀行入行後、ほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化し現在に至る。

日中経済貿易センターJCCNETコメンテーター
財団法人海外職業訓練協会(OVTA)国際アドバイザー

経歴と全く関係ないが週に一度のキックボクシングの練習は欠かせない。

主な執筆
「呉明憲コンサルタントのナレッジストリーム「(『bros』)
「中国税関実務AtoZ」(『The DailyNNA』(中国総合版))
「中国における企業再編」(『bizpresso』)
日綜(上海)投資コンサルティング会員向けニュースレター(JRIS NEWS、一問一答)
週刊エコノミスト2008年4月8日号(高齢化社会の到来で注目のシルバー産業)
週刊エコノミスト2008年8月5日号(ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態)
週刊エコノミスト2008年11月4日特大号(ネット通販の商品を職場で受け取る中国人)

FC2カウンター

中国情報局ニュース

天気予報(中国)

天気予報(日本)

-天気予報コム- -FC2-

占い

フリーエリア