新聞を利用した支払督促
2008年2月2日の記事で「スクリーンによる返済督促」というものを書いたが、これから紹介するのも似たような話だ。新聞を見ていたところ「催款通知」というものが掲載されていた。
これは要するに支払を督促をする内容である。内容は次の通りである。
○○(上海)有限公司
貴社は当社への2007年8月よりの広告代金を支払っておらず、当社は2007年年末に何度も督促し、貴社の主席財務長官(CFO)は2008年2月3日に2008年4月末までに全額支払うことを承諾している(電子ファイル内容は次の通り・・・この部分は省略)
しかしながら今日(2008年5月22日)にいたるまで、130万元しか支払われておらず、なお当社への広告代金が支払われておらず(契約で規定されている滞納金を含めないで)合計621万8500元の支払が滞っている。
当社は何度も督促し、且つ何度も弁護士レターを貴社に送付したものの、貴社からは支払いに関する書面回答及び行動を全く得られておらず、よってここに督促通知を掲載し、貴社がこの通知を見た後に直ちに上記金額を当社に支払うことを希望する。
上海△△広告有限公司
2008-5-22
あまり注意してみたことがないのだがこのようなことは頻繁に行われているのだろうか。金額が大きいので債権者は最終手段に出たのだろうが、思い切ったことをしたものである。広告依頼者も払うって約束したのですから早く払いましょうね!
なりふりかまわない不動産開発業者
前から思っていたのだが、不動産バブルの動きはそう遠くないどこかで大きな曲がり角を迎えるような気がする。住宅ローンにしても景気のいいうちはいいが、ちょっと景気が停滞するととたんに住宅ローンの延滞が増えてアメリカのサブプライム問題みたくなりやしないだろうか。単なる考えすぎであればよいのだが。
労働契約法実施条例(草案)意見募集稿の日本語訳
このブログをごらんいただいている方々はどうもシャイな方が多いようで、アクセス数の割にはコメントが少ないと思っています。コメントしていただけると書いている側としてもうれしく思い、また張り合いもでてきますので、例えば労働契約法そのものやこの実施条例(草案)意見募集稿に対して意見があるようでしたらコメントしていただけるとうれしく思います。よろしくお願いします!
学歴詐称
この女性は復旦大学で情報と国際金融を学んだことを売りにして張江科技園区内のとある電子会社に就職し、人事経理兼総裁助理のポストで当初月給9000元で就職した。そして、その会社で働き続けているうちに月給が13000元まで増加した。その後2007年2月に会社は労働契約の期限前解除を行い、経済補償金として65000元を支払ったのだが、会社が復旦大学に確認したところ、復旦大学卒業というのが嘘であることがわかった。そのため会社は解雇した従業員を訴えたという話である。結局、裁判の結果は元従業員が虚偽の資料を提出したことで会社を騙して労働契約を締結したことに非があるとして経済補償金の会社への返還を命ずる判決を出した。4月16日付で「履歴書の内容は本当かな?」という記事を書いたが、まさに本件は典型的な例であるといえるだろう。 4月16日付の記事「履歴書の内容は本当かな?」(ここ)もご参考願いたい。
本件に関してちょっと雑談したところ、元従業員は確かに学歴を詐称したが、働き続けているうちに給料が上がっていったということは多かれ少なかれ会社は元従業員の価値を認めたということではないのか、認めたからこその給与であってそれをベースにした経済補償金という考え方もできなくないのでは、という意見が出てきた。もちろん学歴を詐称したということで道義的にかなり問題はあるのだが、なるほどこんな考え方もあるのかと思った。
労働契約法実施条例(草案)意見募集稿の正式なものが出たよ!
この手の情報が出ると何らかの形で取り纏めておりますが、今日の仕事はこの内容をニュースレターとして取り纏めることになりそうです。
格差社会
2008年上海市貸付投入手引
《手引》では貸出しの種類を次のように青、緑、黄、赤の4つに分類している。
青 | 貸付投入傾斜類 | 農業生産 産業学業助成 新型産業 |
緑 | 貸付投入支持類 | 長江デルタ一体化 ハイテク産業 中小企業 消費貸付 重大プロジェクト建設等 |
黄 | 貸付投入慎重類 | ― |
赤 | 貸付投入制限及び禁止類 | ― |
そして、外商投資企業が注目すべき点としては「赤色」貸付投入制限及び禁止類の中に外資の不動産分野投資への貸付が含まれている点だ。《手引》を紹介している記事には多くを触れていなかったが、あえて「外資の不動産分野投資」を「赤色」に分類しているのは何か意味があるのだろう。マクロコントロールを図っている中においては金額が大きい、明らかな投機目的、そういったことを想定しているのだろうが、真面目にやっている会社からすると全く持って迷惑な話だ。
レストラン&BAR メイファ MAY-HWA
この店での思い出は色々あるが、印象に強いのはやはり有名人に出会ったことだろう。このお店で“超魔術”のMr.マリックさんと小説家の沢木耕太郎さんに会うことができた。実は沢木さんとはじめたお会いしたときは恥ずかしながらお名前を知らなかったのだが、お話しをしていると非常にお人柄もよく、すぐにひきつけられ、その後色々と沢木さんの書いた本をむさぼり読んだ記憶がある。特に「深夜特急」は最高だった。
レストラン自体は上にも書いたように上海料理を出すレストラン&BARで、音楽はずっとJAZZを流している。月に一度は生バンドのライブも行われる。料理もおいしく、お酒もおいしく呑める雰囲気なのだが、このお店の魅力はやはりなんといってもママさんである梅華(メイファ)さんであろう。話題が豊富で話し上手で初対面の人でもきっと退屈せずに話ができると思う。
神戸やその近辺にお住まいの方、出張等で神戸に行かれる機会のある方は一度立ち寄ってみてもらいたい。そして、立ち寄った際には「呉さんのブログを見てきました」と言って頂けると私の株も少しは上がるので是非よろしくお願いします!

