こりゃ確かに納得いかんわ
しかーーーし、これは明らかにおかしいだろう。7億元の詐欺が死刑で、158.56億元(124.21億元が回収不能)が懲役18年。なんでこうなるのかなあ?なんとも柔軟的すぎる判決の幅の広さである。振り幅が激しいとはこのことか。お役人はどれくらい横領して初めて死刑になるのかと納得しがたいという考えを持った人は少なくないようだ。7億元の詐欺で死刑判決が出される一方で、158億元もの公金横領が懲役18年ですむくらいであれば、きっと18年もたたないうちに釈放されるお目こぼしもあるかもしれない。
こりゃ確かに納得いかんわ。
経営者がたくさん儲けるのはだめですか?
(1)経営者と普通職員の給与収入の差が10倍以上
(2)50%以上の職員の給与が全市職員平均給与の50%を下回る、または職員給与の伸びが1.5%未満の企業
(3)最低給与を取得している人数が30%を超過している企業
(4)出来高制を実行している企業
(5)行政に対して給与集団協議の展開を承諾した企業
(6)労働集約型企業が比較的集中している工業園区
また、上海では今年実現する目標として4つあげており、
(1)企業が給与集団協議を行う労働者人数が前年比10%増加
(2)国有または国有株式支配企業において、給与集団協議を展開する企業の比率が75%以上に達すること
(3)既に労働組合を設けている非公企業において、給与集団協議を展開する企業の比率が60%以上に達すること
(4)各区県で新たに二つの区域性または業種性の給与集団協議を展開すること。
とまあ、以上のような感じである。
通達自体は国有企業や集団企業を対象にしていることから、外商投資企業やその他民営企業には関係ないということになるのだが、気になるのはやはりタイトルにもしたのだが、「経営者がたくさん儲けるのはだめですか?」である。昨日の記事で上海市の昨年の年間平均給与が34,707元、つまり月間平均だと2,900元弱ということになるのだが、この十倍といっても約3万元である。民間企業であればこのくらいの収入を取得している経営者はゴマンといるだろうし、リスクをとって経営者になっているわけであるからたくさんもらっても当たり前だと私は思う。もし仮にこの通知の精神が民間企業にも波及、援用されるようになると大変だ。労働契約法の施行以来労働争議も増加しているようであり、それに加えて給与の集団協議までやられると企業運営の労力もバカにならないだろうし、ベンチャー精神にも影響するとかえってマイナス面の作用が目立つことになってしまうかもしれない。本通達の民間企業にまで広がらないことを願うばかりである。
賃金上昇中!
2006年 | 2007年 | |
年間平均給与 | 36,097元 | 39,867元 |
平均以上に達している人の比率 | 39.3% | 42.6% |
10万元超の業種 | 証券業、銀行業、法律サービス、水上運輸、航空運輸、パイプライン輸送と石油、天然ガス採掘業 | 証券業、パイプライン輸送業、銀行業、航空運輸業、水上運輸業、企業向け融資サービスのその他金融活動等の業種 |
8-10万元の業種 | − | 保険業、タバコ製品業、法律サービス、石油・天然ガス採掘業、放送・テレビ・映画・音像業、電信とその他情報伝送サービス業、知的財産権サービス、工事技術と計画管理等の業種 |
2万元以下の業種 | 家具製造業、飲食業、紡織服装・靴・帽子製造業、棒職業、プラスチック製品業、保安サービス業等 | 文化娯楽体育用品製造業、非金属鉱選鉱・採鉱業、紡織業、農業、紡織服装・靴・帽子製造業、皮革・毛皮・羽毛(綿毛)及びその製品業、非鉄金属選鉱・採鉱業等 |
業界内部での差が大きい業種 | 銀行業:年間平均給与が100万元を超過しているところもあれば、低いところでは年間平均給与が4万元以下のところもある | 証券業:年間平均給与が100万元を超過しているところもあれば、低いところでは年間平均給与が4万元以下のところもある |
(出典:競網)
中国における記事の著作権
携帯電話ユーザーの情報漏洩
中国の個人情報保護法は現在制定途中にあり、新聞報道等によるとそう遠くない将来には公布されることになるだろうとのこと。これを機会に上のような状況が変わることを期待したい(でも現実は難しいかなあ)。
対中投資なお増加中
・ 今年1-2月の実際使用外資(FDI)金額は増加しており、大プロジェクトの投資、人民元高によりも たらされた増加幅が鮮明。
・ この二ヶ月に限って言えば、特に3000万米ドル以上の投資が昨年対比2.5倍にも上っている。
・ 「米ドルで中国へ投資し、人民元転するならば、当然早くなければならない。遅くなれば同じ米ドルでも得られる人民元は少なくなる」ともコメント)要するに人民元の対米ドル高も外商が出資を急ぐ原因であるという意味)。
・ 中西部投資についても昨年対比中部1.4倍、西部3.3倍と増加。
・ サブプライム問題や先進国経済の停滞により、中国の投資成長性が高く、より中国への投資へ向いている
商務部長が言うように、人民元高という要因を見れば確かに早めに投資するのがいいのだろう。ただし、投資を行うからには当然リターンを得なければならず、果たしてその実現性があるか否かを検証した上で行うべきである。特に今年は企業所得税法、労働契約法、近年来の動きで言えば加工貿易政策の変更といった、アンフェイバーな動きが一気にやってきている。また、環境問題も騒がれ始めていることから、環境保護に対するコストもこれからは考えていかなければならないだろう。そして、元に戻るが人民元高であるので、輸出に頼る商売ではこれからはしんどいといわざるを得ない。実際に以前に比べると中国国内市場へ販売する動きも見られているし、今後よりその動きが加速していくだろう。今のところは中国国内販売を行っているといっても中国に進出している日系企業向け販売の比率も多く、純粋な“中国地場企業向け”中国国内販売の比率は今後まだまだ引き上げられていくのではないかと思う。もちろん、以前から言われているように、中国地場企業の信用リスク、回収リスクを考えるとそんなに派手に展開できないであろう。あまりあれこれ考えるとなかなか前に進まないが、「一日一歩、三日で三歩、三歩歩いて二歩下がる」くらいの気持ちのほうがいいかもしれない。
ついに税務局職員も減給?
物価高だああああ!!!
次に、品目別で見ると特に目立つのが食品価格の上昇だ。この文章を書いている昼休みの間にも「最近は物価が高いのに」というスタッフの話し声が聞こえてくる。また、日本からの出張者が当社スタッフと話していると毎月のように「最近豚肉の値上げが凄いんですよ」と話しかけられる。それを示すように、2月の食料品価格の上昇率はなんと23.3%にも達している(確かに毎朝のように食べている肉まんも1元から1.2元に値上がりした)。これがCPIを大きく引き上げる要因となっている。春節の時分は例年物価が上昇する時期とのことではあるが、それにしても8.7%はあまりにも大きな数値だ。過去の日本のCPI上昇率を調べてみたが、8%程度の数値となると1980年あたりまで遡ることになる。日本のバブル経済の時期は「日本では1986年から土地や株式が急騰した時期を『バブル経済』と呼び、90年以降株価・地価ともに急落した。この急落時期を『バブル崩壊』という。」(by all about 用語集)とあるが、この頃の日本のCPI上昇率は8.7%の半分にも達してない(個人的にはかなり意外であった)。要するに日本のバブル時代とくらべてもこの上昇率はあまりにも大きい。中国政府としては今年のCPIの目標を4.8%においているが、そのハードルは決して低いとはいえないだろう。中国政府はこの目標数値を果たして「やれんのか!」
